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予防と健康診断

犬・猫の予防

吉尾動物病院様のお写真-23

狂犬病ワクチン

狂犬病は犬だけでなく、すべての温血動物に感染する可能性があり、人では狂犬病ウイルスに感染している犬に咬まれ感染することが多く報告されております。人では、一度感染が成立すると治療方法がないためほぼ100%死亡するという恐ろしい病気です。(犬や猫でも治療方法はありません)
日本では、昭和33年より狂犬病の発生はありませんが、令和2年5月22日にフィリピンからの来訪者が現地で感染した状態で来日し発症した報告もあり、まだまだ恐ろしい病気です。そのため、万が一に備えるため犬の飼い主様に飼い犬の登録と年一回の予防注射が必要になります。

混合ワクチン

当院では、WSAVA(世界世界小動物獣医師会)の「犬と猫ワクチネーションガイドライン」とAAHA/AAFP(アメリカ猫獣医師協会/アメリカ動物病院協会)の「猫のワクチンガイドライン」を基に、適切なワクチンプランを提案いたします。
ワクチンで予防できる病気はそれぞれ感染率と致死率が高いことから、ワクチン接種をすることが望まれます。そのため、ドッグランやペットホテルなどの他の犬や猫と接触する可能性のある場合は、混合ワクチンをしておくことが望まれます。当院では、一部を除きホテル利用者は接種をお願いします。また、他施設をご利用の方は施設ごとのルールをご確認ください。

犬の混合ワクチン

コアワクチン 犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パルボウイルス感染症
ノンコアワクチン 犬パラインフルエンザ感染症、犬レプトスピラ感染症
非推奨 犬コロナウイルス感染症(COVID-19ではありません)

近年WSAVAのガイドラインに提唱されており、ワクチン接種が3年毎でよいとされている意見もあります。さらにガイドラインを読んでいくと「コアワクチン」のみの記載で、「ノンコアワクチン」は含まれておりません。「ノンコアワクチン」はガイドラインでは1年毎の記載がされておりますので、当院では1年毎の接種を推奨いたします。(混合ワクチンは「ノンコアワクチン」である犬パラインフルエンザ感染症が含まれております)

次に種類ですが、当院では5種と8種を用意しています。この違いは、犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型、イクテオヘモロジー型)、犬コロナウイルス感染症の3種類の追加です。犬コロナウイルス感染症は非推奨ながら、嘔吐や下痢などの原因になるウイルスとして報告されておりますので、予防という意味でも過去に感染したことがある場合でも接種することをご提案いたします。犬レプトスピラ感染症は、おもにネズミなどの野生動物の糞から感染する細菌感染症で、自然豊かな地方のドッグランやアウトドア等に行かれる方にご提案いたします。また、この病気は人にも感染する恐ろしい病気です。

猫の混合ワクチン

コアワクチン 猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症
ノンコアワクチン 猫白血病ウイルス感染症、猫クラミジア感染症

近年WSAVAのガイドラインに提唱されておりますが、ワクチン接種が3年毎でよいとされている意見もあります。しかし、ガイドラインには感染するリスクが高い場合は1年毎の接種を勧めています。これは、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症のワクチン抗体価が個体により十分に維持することがあるためです。当院では、この観点やペットホテルでの利用を考慮し1年毎の接種を推奨いたします。

犬フィラリア症

犬フィラリア症(犬糸状虫症)

蚊の吸血から運ばれる感染症で、血液を介し心臓や肺などで増え、循環器に障害を与えることがあります。昔は不治の病として知られておりましたが、現在では、予防することができます。予防は、年度初めに糸状虫の感染を確認する検査を行い、感染していないことが確認された後、予防が開始していきます。(感染が確認された場合は治療になります)予防期間は、HDU(Heartworm Development heat Unit)で算出された推定予防期間を基準とし、神奈川県では5~12月が予防期間となっております(蚊の発生地域により異なります)。

ノミダニ

ノミ・ダニ

ノミは一度に産む卵の数は約10-50個と言われており、それらの卵は1-2日で孵化し脱皮やサナギを経て5-10日で成虫になります。犬や猫に寄生し吸血したノミは24-48時間後にその体の上で卵を産みつけます。卵は体から落下し、犬や猫のベッドなどの生活空間で孵化します。そしてまた成虫になったノミは大量に犬や猫に寄生して吸血をするという悪循環になってしまいます。このため、大量のノミに寄生されると貧血を起こしてしまうこともあります。また、ノミの寄生はノミアレルギー性皮膚炎の原因になったり、瓜実条虫を媒介することが報告されています。

マダニは草木の葉の先端などから動物が発する二酸化炭素や振動や体温などに反応し跳びつき吸血します。犬や猫に寄生し吸血したダニは体が膨れ上がり、吸血前の体重の100倍近くになるまで吸血することがあります。このため、大量に寄生すると貧血を起こしてしまうこともあります。また、ノミと同様に吸血してから様々な病原菌や寄生虫(バベシア症やライム病やSFTSなど)をペットの体内に送り込む媒介主でもあります。そして、吸血し終えたダニはペットから離れ落ちて地上で卵を産みます。寄生しているダニをもし見つけてしまったら、無理に引っ張ると顎体部だけが残りその部分が化膿することがありますので獣医師による適切な処置が望ましいです。

ノミ・マダニの予防は、様々な病気の予防にもつながります。寄生される可能性として草むらや他の犬や猫からもらう可能性が高く、予防をしていない状態でノミ・ダニが寄生すると家で増殖し犬や猫に様々な被害が及ぶ可能性があります。さらには、人にも有害な病気をもたらす可能性さえあります。普段からノミ・ダニの駆虫薬を使用することを当院ではお勧めいたします。駆虫薬には様々な種類があり、それぞれ効能が違いますので、詳しくは当院のスタッフにご相談ください。

犬・猫の健康診断

吉尾動物病院様のお写真-19

犬の平均寿命は14.65歳(超小型犬で15.3歳、小型犬で14.05歳、中・大型犬13.52歳)、猫の平均寿命は15.66歳と2021年の報告があります。この報告では、10年前よりも犬で+0.78歳、猫で+1.30歳の寿命の延長も報告しています。(一般社団法人ペットフード株式会社)


ペットとご家族の皆様が、1日でも長く今の毎日が続けられるようにするには、どうしたらよいのでしょうか?答えはペットの生体を知り、病気の発見、早期治療に努めることが大事なります。これは、飼い主様が動物病院に頻繁に来るだけでは達成できません。そこで、飼い主様にやって頂きたいことが3つあります。
 

<飼い主様にやってもらいたいこと>  
  1. ペットの年齢が人では何歳位なのか理解しておく。
  2. 予防をする。(大きな病気は未然に防ぎましょう)
  3. 小さな変化に気づきましょう。「いつもと違う点」に注意!!
     

③は個人差が出てしまうため定期的に、病院に来院することも大事です。そして、動物病院でできることは、
 

<動物病院でできること>
  1. ダブルチェックとして、獣医師の力を借りる。(定期的な健康診断)
 
もちろん、異常があればその時に教えてください。

また、当院では病気の早期発見や、日ごろの健康状態を把握することも大事ですが、食餌の管理や日々のケアも含めてアドバイスすることを心掛けております。

検診コース

<各コース>
  • Aコース:ジュニア(1-6歳)向け 若い子向けの入門コース
  • Bコース:シニア(7歳以上)向け   基本の健康診断コース
  • Cコース:シニア(7歳以上)向け   しっかり健康診断コース
      Aコース Bコース Cコース
    身体検査
    血液検査
    尿検査
    糞便検査
    歯科検診
    レントゲン(胸部・腹部)  
    超音波検査(心臓・腹部)    
    検査時間 その場 日中預かり 日中預かり
    検査説明 後日 後日 後日
    全てのコースは予約制とさせて頂きます。
    健康診断は検査結果への影響を避けるため絶食となります。
    尿検査と便検査はご持参ください。(検体の容器が必要な場合は一度ご来院ください)
     

吉尾動物病院

所在地
〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川 3-116
電話番号
045-620-6613
診療時間
 
9:00~12:00 /
16:00~19:00 /
休診日
火曜日

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